納骨堂の種類は5つ|タイプ別の特徴とあなたに合う選び方を解説

「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに負担をかけたくない」「天候に左右されずにお参りしたい」。こうした思いから、近年は納骨堂を選ぶ方が増えています。
一口に納骨堂と言っても、自動搬送式やロッカー式、仏壇式など種類はさまざま。参拝のスタイルや雰囲気も種類ごとに大きく異なるため、特徴を知ったうえで自分や家族に合うタイプを選ぶことが大切です。
この記事では、納骨堂の主な5つの種類と特徴、後悔しない選び方をわかりやすく解説します。仙台で納骨堂をお探しの方に向けた情報もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
納骨堂とは|遺骨を屋内に安置する許可施設

納骨堂は、遺骨を屋内で安置するための施設です。一般墓のように屋外に墓石を建てるのではなく、建物内の納骨スペースに骨壺を納めます。
まずは納骨堂の基本と、近年広く選ばれている背景を整理しましょう。
法律で定められた納骨堂の定義
納骨堂は、墓地埋葬法のもとで「他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」と定められています。自宅の仏壇や個人で管理する保管場所とは異なり、行政の許可を受けた正式な供養施設という位置づけです。
経営できるのは原則として地方公共団体や宗教法人、公益法人などに限られており、安定した運営や永続性が求められます。長期にわたって遺骨を預けることを考えると、こうした法的な裏付けがあることは、施設選びの大切な前提と言えるでしょう。
屋内施設だから天候に左右されない
納骨堂の最大の特徴は、屋内に納骨スペースが設けられている点。雨や雪、夏の猛暑、冬の厳しい寒さの影響を受けず、年間を通じて快適に参拝できます。
冷暖房の整った空間でゆっくり手を合わせられるため、高齢のご家族や小さなお子さま連れでも負担になりにくいのが魅力です。屋外の墓地で起こりがちな「足元が悪くて転びそうになった」「猛暑でお参りを早く切り上げざるを得なかった」といった悩みも軽減できます。
また、墓石の風化や倒壊、草むしりや清掃などの維持管理の手間がかからない点も大きなメリットと言えるでしょう。
納骨堂が選ばれている近年の背景
近年、納骨堂を選ぶ方が増えている背景にはいくつかの理由があります。
少子化や核家族化が進み、お墓を承継する人がいない、または子どもに墓守の負担をかけたくないという声が多く聞かれるようになりました。仕事や生活の事情で実家から離れて暮らす人が増え、遠方の墓地に足を運ぶことが難しくなっている事情もあります。
加えて、墓じまい後の受け入れ先として納骨堂を選ぶケースや、駅近など通いやすい立地で供養先を探す方も増えています。納骨堂は、現代のライフスタイルや価値観に合った供養の形として、確実に支持を広げてきました。
納骨堂の主な5つの種類と特徴

納骨堂は、参拝のしかたや内部のつくりによって、大きく5つのタイプに分かれます。
種類ごとに雰囲気や使い勝手が大きく異なるため、特徴を理解したうえで自分や家族に合うタイプを見極めることが大切です。それぞれ順番にご紹介します。
自動搬送式納骨堂|カード一枚で参拝できるマンション型
自動搬送式は、ICカードや専用端末をかざすと、バックヤードに収蔵された遺骨が参拝ブースまで自動で運ばれてくるタイプの納骨堂です。「マンション型」「ビル型」と呼ばれることもあります。
都市部の駅近に多く、屋内で快適に参拝できる清潔感が魅力です。手ぶらで気軽に立ち寄れ、仕事帰りや買い物のついでにお参りできる利便性から、共働き世帯や働く現役世代に支持されています。
一方で、機械設備に依存するため、設備のメンテナンス体制や運営母体の安定性は事前に確認しておきたいポイントです。お盆や春秋彼岸などの時期は、参拝ブースが混み合うこともあるため、その点も頭に入れておくとよいでしょう。
ロッカー式納骨堂|骨壺を個別区画に納めるシンプルなタイプ
ロッカー式は、コインロッカーのように区切られた個別の区画に骨壺を納めるタイプの納骨堂です。納骨堂のなかでも歴史が長く、シンプルな構造が大きな特徴と言えます。
扉付きの区画に直接お参りするタイプや、共有の礼拝スペースに移動してお参りするタイプなど、施設によって参拝方法はさまざま。個人や夫婦で利用するケースに向いており、コンパクトながら個別に遺骨を安置したい方に適しています。
注意点として、区画のサイズによって納められる骨壺の数に制限があります。家族代々で利用したい場合は、収蔵数が足りるかを確認しておきましょう。また、見た目がシンプルなぶん、施設によっては「お墓らしさ」を感じにくい場合もあります。
仏壇式納骨堂|家族でしっかり供養できる霊廟型
仏壇式は、上段に仏壇、下段に納骨スペースを設ける形式の納骨堂です。「霊廟型」と呼ばれることもあり、個別の仏壇が用意されるため供養の場としての存在感があります。
遺影や位牌、生花、仏具を置ける施設も多く、一般墓に近い感覚で手を合わせることができます。家族用の区画として設計されているケースが多いため、夫婦や親子で同じ場所に眠りたいという希望を叶えやすいのも特徴です。
親族が集まって法要を行いやすい構造になっているため、「家族のつながりを感じられる供養を続けたい」という方に向いています。施設によっては個別の仏具にこだわりを反映できるところもあり、故人らしさを表現しやすい形式と言えるでしょう。
位牌式納骨堂|寺院に供養を任せたい方向け
位牌式は、故人の位牌を並べて供養するタイプの納骨堂です。寺院が運営するケースが多く、僧侶による日々の読経や法要を受けられる点が大きな魅力。
ただし、位牌式の納骨堂では、位牌と遺骨が別々の場所に安置されることがあります。位牌は本堂や礼拝スペースに祀られ、遺骨は別の収蔵庫や合祀墓に納められる形式もあるため、契約前に「遺骨はどこに、いつまで安置されるのか」を必ず確認しましょう。
寺院の手厚い供養を受けたい方や、自分たちで頻繁にお参りすることが難しい方に向いています。一方で、宗旨・宗派の制約や檀家としての務めが発生する場合もあるため、事前の確認が欠かせません。
墓石式納骨堂|屋内で従来のお墓らしさを残せる
墓石式は、屋内に個別の墓石を建てるタイプの納骨堂です。一般墓に近い見た目を持ちながら、屋内に設けられているため天候の影響を受けません。
墓石に向かって手を合わせる従来の参拝スタイルを大切にしたい方や、ご家族・ご親族にも納得してもらいやすい形を選びたい方に向いています。屋外墓地で起こる墓石の風化や汚れ、雑草の手入れなどから解放されるのもメリットです。
ただし、墓石を建てるための費用や区画使用料がかかるため、納骨堂のなかでは規模の大きな選択になりやすい形式です。建物自体の長期的な維持や運営体制についても、事前にしっかり確認しておきましょう。
後悔しないための納骨堂の選び方

納骨堂選びで失敗しないためには、種類だけでなく契約条件や供養内容まで確認することが欠かせません。
ここでは、見学前に押さえておきたい4つの判断基準をお伝えします。
個別安置期間と合祀後の扱いを確認する
納骨堂の多くは「永代供養付き」とされていますが、個別に遺骨を安置してもらえる期間は施設ごとに異なります。7回忌、13回忌、33回忌などのタイミングで合祀(他のご遺骨と一緒に埋葬すること)に切り替わるのが一般的です。
合祀されると、遺骨を個別に取り出すことは原則としてできません。「将来、他の場所に改葬する可能性がある」「個別の供養をできるだけ長く続けたい」といったご希望がある場合は、個別安置期間の長さや延長の可否を必ず確認しましょう。
ご家族や親族のなかで認識のずれが生じやすいポイントでもあるため、契約前に話し合っておくことが大切です。
納骨できる人数とアクセスを確かめる
納骨堂の区画には、個人用・夫婦用・家族用など人数別のプランがあります。「将来、子ども夫婦も同じ場所に入りたい」「両親と一緒に納めたい」といった希望がある場合、収蔵できる人数や追加納骨の可否を事前に確認しておきましょう。
もう一つの重要なポイントがアクセスです。自宅から通いやすいか、最寄り駅からの距離はどの程度か、駐車場はあるかといった条件は、お参りの頻度に直結します。
将来ご自身が高齢になっても無理なく通える場所かどうかも、長期的な視点で考えておきたい要素のひとつです。
宗旨・宗派や運営母体を確認する
納骨堂を運営しているのは、寺院、民間霊園、公益法人、自治体などさまざまです。寺院運営の場合、宗派の制約や檀家としての務めが発生することがあります。一方、宗教不問とされている民間運営の納骨堂であれば、宗旨・宗派にとらわれず利用できます。
長期にわたって遺骨を預ける場であるからこそ、運営の安定性も大切な確認ポイントです。運営年数や管理実績、何かあったときの対応窓口などは、見学時の説明や資料で必ず確かめておきましょう。
必ず現地見学をして雰囲気を確かめる
写真や資料だけではわからないのが、施設の本当の雰囲気です。
実際に足を運ぶと、参拝スペースの広さや清潔感、空調の状態、スタッフの対応、混雑具合などを肌で感じることができます。「明るく落ち着いた雰囲気か」「自分や家族が長くお参りに通いたい場所か」を、五感で確かめてみてください。
可能であればお盆やお彼岸の時期、平日と週末など、複数のタイミングで見学すると施設の様子をより正確に把握できます。気になる施設が見つかったら、まずは見学の予約を入れてみることをおすすめします。
仙台で納骨堂を探すなら「メモワール仙台五橋」

種類や選び方を理解したうえで、いざ施設を選ぶとなると迷うものです。仙台で納骨堂をお探しなら、「室内納骨堂 メモワール仙台五橋」をぜひご検討ください。
メモワール仙台五橋は、株式会社鎌倉新書が運営する終活情報サイト「いいお墓」において、宮城県の納骨堂で2023年成約数No.1を獲得した施設です。運営するメモワール石材は、鎌倉新書「終活アワード2025」お墓部門・北海道・東北エリアで5年連続大賞に選ばれており、地域に根ざした安心の運営体制と、多くの方に選ばれてきた信頼が大きな強みです。
立地は、仙台駅から車で5分・徒歩12分、地下鉄南北線「五橋駅」からは徒歩6分という好アクセス。駐車場も完備しているため、車でも公共交通機関でも訪れやすく、買い物や仕事帰りに気軽に立ち寄れます。
ご遺骨はお一人ずつ専用の「メモワールBOX」にお納めし、参拝には最新式のデジタル祭壇を採用。専用カードをかざすと事前に登録した故人の遺影が祭壇に映し出される仕組みで、プライバシーに配慮した3基の祭壇により、混雑時もゆっくりと故人と向き合えます。
全区画に永代供養が付いているため、承継者がいらっしゃらない方も安心。生前のお申し込みや預骨期間の延長にも対応しています。宗旨・宗派を問わずご利用でき、大切なペットと一緒に納骨できるプランや、バリアフリー対応の館内設計など、どなたにも心地よく過ごしていただける環境を整えています。
まとめ|種類を理解して家族に合う納骨堂を選ぼう
納骨堂には、自動搬送式、ロッカー式、仏壇式、位牌式、墓石式の5つの種類があり、参拝のスタイルや雰囲気はさまざま。
それぞれの特徴や選び方のポイントを押さえて、ご家族で話し合いながら納得できる供養方法を選ぶことが何より大切です。
仙台で納骨堂をお探しの方は、ぜひ一度メモワール仙台五橋へご相談ください。施設の雰囲気は、実際に足を運んでこそ伝わるものです。ご見学のご予約は見学予約フォームから、まずは詳しい情報を知りたい方は資料請求フォームからお気軽にお問い合わせください。
